ドライマウス(口腔乾燥症)とは、唾液が出にくくなったり口内が乾燥して様々な疾患があらわれる事です。
特に高齢になると口の中の乾燥を自覚しやすくなります。
ドライマウスは、対処療法・口腔清掃・生活指導などで治療が可能ですが、全身疾患や薬の副作用などが原因となっている場合は審美歯科だけでなく、内科・耳鼻咽喉科・眼科・婦人科・精神科などと連携して治療して行く必要があります。
具体的には、口の中のお手入れ方法を指導したり、定期診断やクリーニングで口腔状態を改善します。
また、口腔内粘膜を保護するために、保湿力の高い洗口液や口腔内保湿ジェル・口腔内保湿リキッドなどを使用します。
なお、加齢で筋力が低下しているなら、マッサージで筋力を向上させて唾液腺を刺激する事で唾液量を増加させます。